2012年

2月

22日

music

久々に書いてみる。

というのも、思うところがあったから

というよりも、日々思うところはあるけれど

昨日は書いてみようかな―と思ったから

書いてみます。

 

昨日はチェロ奏者の知人にお招きをいただいて

人生で初めてクラシックのコンサートへ。

上野の東京文化会館におめかしをして足を踏み入れると

それだけで普段の生活とは違う柄があって、

背筋が伸びた。

クラシックは人生だ

と隣の人は言う。

言い得て妙だと思った。

初めて体感するその音楽は

濃厚でエネルギッシュで

とても疲れた。

うまい言葉が見つからないが

今まで聞いてきた音楽とは別の振動を感じた。

それでいて、オーケストラは

ひとつの大きな生き物のように動く

音楽のうねりに合わせて

呼吸をするように全体が動く

それを観客席で息をひそめて見ていた。

今考えると、少し滑稽ではあるが

昨日のあの場所では

地球の裏側の動物見る少年のような気持ちになっていたと思う。

 

一昨日は兄のバンドのライブに。

何度か通ったライブハウスには

いつもよりたくさんの人であふれていて

なにか成長のようなものを感じた。

出番を待ち、その他のバンドの演奏を聞きながら

初めは身内だからという理由で来ていたライブも

今はこのバンドの音楽を聞きにきているのだな

と思った。

演奏がはじまり、音楽に浸る。

ふと隣を見ると

知らないひとが涙を拭いていた。

誰かを泣かせるなんてことは

簡単なことではない。

大きなパワーが伝わらないとひとは泣かない。

少なくともこのバンドの音楽は

自分の知らない女性に涙を流させるパワーがあるのだと思ったら

嬉しくも誇らしくも羨ましくもあった。

 

そのようなことを思いながら

生きています。